potpro (ぽとぷろ)
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Swift3.0でjsonパラメータをHTTP POST
potproject.net Advent Calendar 2016
8日目の記事です。
Swift3.0です。本当Swift2.x時代が強すぎて検索に全く引っかかってこないのが辛い。
もう結構前になってしまいますが、iOS10が公開され、iPhone7も発売されました。
しかし、相変わらず自分的にはiOS10もiPhone7も興味ありません。
でも、残念ながらiOS開発をしているとiOS10にも対応しなきゃならなくなり、
小規模なアプリを作っていたので、swift2.3からswift3.0に書き直すことに。
しかし、swift3.0はもう2.xの互換性をかなぐり捨てていて、公式でコンバータが用意されるくらいにめっちゃ変更されてます。
まあ大体はコンバートで対処できるのですが、http通信のコードの部分でエラーが出ていました。
調べるとやっぱりここはうまく自動変換ができない模様。
Swift 3 URLSession.shared() Ambiguous reference to member 'dataTask(with:completionHandler:) error (bug)
で、大体の人が詰まっているようだったswift3.0でHTTPリクエストを送るコードを自分のメモがてら載せときます。
つかswiftは仕様変わりすぎなんだよね・・・
コピペエンジニアには辛すぎる言語だ。ググっても2と3が混合してて辛い。
まず、swift2.3のコード。バックアップ取ってなかったんで再現になりますが。 Swift2.xだとこんな感じです。 参考:http://qiita.com/sushichop/items/ac4ae99b905ce523c2fe
// create the url-request
let urlString = "http://httpbin.org/post"
var request = NSMutableURLRequest(URL: NSURL(string: urlString)!)
// set the method(HTTP-POST)
request.HTTPMethod = "POST"
// set the header(s)
request.addValue("application/json", forHTTPHeaderField: "Content-Type")
// set the request-body(JSON)
var params: [String: AnyObject] = [
"foo": "bar",
"baz": [
"a": 1,
"b": 20,
"c": 300
]
]
request.HTTPBody = NSJSONSerialization.dataWithJSONObject(params, options: nil, error: nil)
// use NSURLSessionDataTask
var task = NSURLSession.sharedSession().dataTaskWithRequest(request, completionHandler: {data, response, error in
if (error == nil) {
var result = NSString(data: data, encoding: NSUTF8StringEncoding)!
println(result)
} else {
println(error)
}
})
task.resume()
いろいろありますが、これはNSURLSessionDataTaskというものを使ってでHTTP POSTを送るようです。
多分今までのswiftだとこれが主流なのかな?
このNSURLSessionがswift3.0ではURLSessionになり、仕様も変わっています。
URLSession.DataTaskは、第一引数に NSMutableURLRequest型ではなくURLRequest型でないと動きません。
NSMutableURLRequestを受け渡すと、クラッシュします。
requestは明示的に型宣言してないため、コンバートが見逃したということですね。
しかもコンパイル時エラーも起きない。困りますね。
(他のブログだとこれでビルドが通らないらしい。もしかして修正されたのかも?というか通り抜けてたならAppleさんが悪い・・・俺は悪くない
参考:https://blog.areare.net/archives/8321
URLRequestは、NSMutableURLRequestとほぼ同じように書けます。
というより、内部的にはほぼ同じものらしいので、なんでこれで通らなくなってしまったのかわからん。
let urlRequest = URLRequest(url: requestURL)
これを踏まえて、書きます。
let urlString = "https://httpbin.org/post"
var request = URLRequest(url: URL(string:urlString)!)
// set the method(HTTP-POST)
request.httpMethod = "POST"
// set the header(s)
request.addValue("application/json", forHTTPHeaderField: "Content-Type")
// set the request-body(JSON)
let params: [String: Any] = [
"foo": "bar",
"baz": [
"a": 1,
"b": 20,
"c": 300
]
]
do{
request.httpBody = try JSONSerialization.data(withJSONObject: params, options: [])
}catch{
print(error.localizedDescription)
}
// use NSURLSessionDataTask
let task = URLSession.shared.dataTask(with: request, completionHandler: {data, response, error in
if (error == nil) {
let result = String(data: data!, encoding: .utf8)!
print(result)
} else {
print(error)
}
})
task.resume()
こんな感じかな。
初期に公開したコードはやっぱり間違っていました。ごめんなさい。
ちゃんとこのソースのままでjsonをpostできていることを確認しました。
後は、他にもいろいろ変わっているところがありました。
NSJSONSerialization.dataWithJSONObject([AnyObject], options: [options], error: [error])は、
JSONSerialization.data(withJSONObject: [Any], options: [options])に置き換わりました。
errorのコールバックがなくなった分、try-catchを行わないとコンパイルエラーとなります。
他にも、微妙に大文字から小文字へと変数名が変わったり。
iOS開発初心者のSwift3の道は険しい。